読み方 |
返照閭巷 ( りょこう ) に入る。憂え来りて誰 ( たれ ) と共にか語らん。古道人の行くこと少 ( まれ ) に、秋風禾黍 ( かしょ ) を動かす。
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耿![]() |
通釈 | 夕日の光が、あかあかと村里を照らしている。もの悲しい気持ちが起こってきても、誰に話すあいてもない。この古い道には、行き来する人も少ない。ただ秋風が、いねやきびの穂を吹き動かしているだけである。
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語釈 | 耿
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【講評】 不断の練磨が物を言った抜群の成績です。