読み方
山は刻む霜余の骨、梅は横たう水底の枝。
山は刻んだ如くに霜に枯れたその骨をあらわし、
梅は水上に臨んで水中に陰を横たえている。


【講評】 線質に魅力のある一頭地を抜いた作品です。