| 読 み方 |
「 飛鳥去って窮( きわ )まらず。連山復( ま
)た秋色。華子岡( かしこう )を上下すれば、惆悵( ちゅうちょう )して情何ぞ極( きわ
)まらん。 ― 王維作 華子岡 ― 」
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| 通 釈 | 飛ぶ鳥は、どこまでもこころよげに飛びゆき、山なみも、秋のけはいにつつまれた。そんな華子岡を、のぼりくだりすれば、うらがなしい心のおもいはつきない。 |
| 語 釈 |
王維(
六九九―七五九。盛唐の詩人。また絵画を得意とし南画の開祖となった。) 華子岡( 王維の別荘のあった長安付近の小山の名。 ) 惆悵(
とらえようのないもの悲しいさま。 )
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【講評】
正確な臨書抜群。よって一席です。