菅谷李径先生インタビュー


―生徒の皆さんの中から一言いただきました―

○38年もお世話になっています。
何でもうちあけたり、先生のお話を聞いたり、いろいろな勉強をさせていただきました。やめようと思ったことはないです。おけいこに来ると元気がでます。
ずうっと続けたいと思っています。



○ここに来るのがすごく楽しみです。
100歳になられて、月4回のおけいこが月2回にしようということになって。けいこの日が、まだかまだかと待ち遠しいです。

○宿題を家で書いてくるんです。
お手本を見て書くのって、すごく難しい。何回も練習してお清書します。
今は、百人一首と書き取りをしていて、結構、歌の勉強になります。
だから先生にすごく感謝しているんです。



○私にとって、よきおかあさん。あまえていけます。

○ゆっくりと自分のペースでおけいこしたらいいからって、おっしゃってくださって、だから長いこと続けてこられたのだと思います。
ブランクがあってもいいから、おけいこだけには来てねって。王堂先生もそうおっしゃっていたって…お聞きしました。
それでやっと目覚めました。目覚めるのが、遅かったんですけど。



○もう習って20年ぐらいかもしれません。
初めは誉めて誉めて、誉めるのは大事やなあって…思いました。
先生にいろいろ教えていただいたのを、自分自身に生かして、少しずつですが伸びてはきているんです。うれしいです。
先生のお話を聞きながら、皆さんと和気あいあいと練習させていただいているのが本当にいいなあと思っているんです。これからも続けたいです。

○まだ習って間もないのです。書くのは好きなんですが、誉めてくださるので嬉しくなって、楽しくおけいこさせていただいています。
目標は「書いてください」と言われたとき、結婚式なんかで、さりげなくサーと書けたらいいなあって思っています。



○先生はいつも前向きです。私たちが元気をもらうんです。
先生の生き方を見ていると、自然に逆らわないで生きるってことが大事なのかなって思う。先生というお手本を前に見て、ああやって生きるのがいいのかなあって。
そして、一番すごいのは、先生は怠惰になられないということ。
やさしいです。でも怖いとこもあります。すじを通されます。妥協されないところがあって、いけないものはいけないとおっしゃる。
えらいですねえ。




インタビューを終えて

長時間のインタビューをありがとうございました。
ご協力いただいた皆様にお礼申しあげます。
先生のご健康とますますのご活躍を心よりおいのりいたします。

春秋会