「 良寛 雪能中耳人遠被遣候と毛 」




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雪の中に人をつかわされそうらえとも

近ごろは(老衰にて)物を書くことすべてできずに候。

筆ものこらず切れはて候。

たとえ有っても手にとらず候。

何処から参り候ともみなみな此の如くに候。

以上