「日本春秋書芸院」は、前総裁西田王堂先生によって昭和7年(1932年)に「日本春秋書道院」として誕生しました。後に、「日本春秋書芸院」に改名され現在に至ります。
  同院機関誌「書芸」は、昭和32年1月号「書勢」を創刊号として発行、58年に「書芸」と改名されました。そして、今日に至るまで一度も休刊することなく平成20年9月号で621号となります。
  王堂先生は機関誌「書芸」をはじめ、多数の書籍をもって後進の指導をされました。また、「書は人なり」という先生の言葉は、春秋書芸院の「書」の根幹をなすものです。
  日本春秋書芸院の誕生以来、七十有余年にわたり、実に多くの塾生が、春秋の書を学んできました。そして、現在も二代総裁西田寿山先生のもと、多くの塾頭により塾生の指導がなされています。
  このように、昭和・平成と日本の書道教育の礎として本院の果たしてきた足跡は実に大きなものがあるといえます。
  昭和60年、「日本春秋書芸院春秋会」はこの日本春秋書芸院を母体として、春秋を愛する者の親睦と研鑽、あわせて書の普及向上を目的として発足しました。そして「春秋会書道展」は春秋会発足の趣旨に沿って平成4年より毎年開催されています。
  今日、「書」の魅力が再認識されていく中で、日本春秋書芸院・日本春秋書芸院春秋会のはたす役割は今後ますます大きくなっていくものと思われます。